2×2005年の旅1

岐阜県の「養老天命反転地」にきました。実は名古屋から1時間半くらいで行けるのです。

ここは国際的に最も知名度の高い日本の現代芸術家である荒川修作と、詩人マドリン・ギンズによるパプリックアートで、10年前に建設されたものです。意図的に足場を悪くしたり、真っ暗な洞窟を探検させたりする迷路にしちゃってます。陳腐な言い回しですが、身体性の回復をコンセプトにしているわけですな。急斜面で滑りそうになってけっこう必死でした。

個人的にこのロケーションは青森の恐山を思い出します。岩肌が剥き出しだし、怨念がこもってるし、微妙に観光地化されてるし(笑)。