2008-01-01から1年間の記事一覧
世話になった友人の年賀状をつくっている。なんでぼくが、と思うが世話になったから仕方ない。しかしながら写真をコラージュする作業が楽しくなってきて、自分の年賀状も久しぶりにつくってみようかなという不純な想いが走りはじめてきた。このところは朝日…
『思想地図vol.1』に収録された黒瀬陽平「キャラクターが、見ている。―アニメ表現論序説―」を読んだ。本論では日本のアニメーションにおける批評の空間は物語論に偏っており、表現論を捉えたものが皆無だと分析している。 これは何もアニメーションに限った…
DSソフト「ひぐらしのなく頃に 絆 第二巻・想」、そしてPSPソフト「ひぐらしデイブレイク」が11/27(木)同時発売しました。発売に伴い ほぼ全てのプロモーションが出揃いました。ちょっと変わった仕掛けを試みたので ご紹介します。 ■ ひぐらしクロスワード…
近々、自分史上最高のコミュニケーションデザインを考える機会に恵まれたわけだが、もともと私が好きな広告、あるいは広告の原体験とは、それこそ広告然とした、ビジュアルが立ったグラフィックであったなぁと思う。 例えばパルコ「原始、女は太陽だった」や…
朝日広告賞の応募が始まりました。今年は3年振りに出そうと思います。前回から、はや3年も経つのか…。ちなみに3年前の作品。 大学生の頃、ゼミの教授に「ガチで朝広出しとけ、学生のうちに獲っとかんとダメだよ」と言われ続けたのを、まじめに聞いとけば…
招待されて、恵比寿の写真美術館で現代広告界の巨人といわれるデイヴィッド・オグルヴィの人生を描いたドキュメンタリー映画(非公開)を観てきました。オグルヴィのスタンスは、現在でいうところのアカウントプランナーと同意味である。彼はクリエイティブ…
ADKインタラクティブの横山氏が、ネットをわかる総合広告代理店の営業マンが育たないとやばいよと警鐘を鳴らしている。確かに私の周りも「いまだに」WEBを知らない人間が大多数で、私のようなWEB白痴にお鉢がまわってきてテンパっている。私はWEBの話をよく…
熱力学にエントロピーという概念がある。これは情報理論でも使われいて、似非科学的な解釈の中では情報量=エントロピーという解釈がある。例えば大前提としてコミュニケーションAとBとCはそれぞれ、人に与える情報量が異なっている。Aは物質的にまったく変…
日本広告学会に4月に開催された「クリエーティブを、学問する」と題したこのフォーラムで特に私が注目したのは、脳科学者の茂木健一郎が考察した“偶有性”に関する議論である。偶有性を辞書的に解説すると、ある出来事が引き起こった時にその原因と出来事の間…
東浩紀と桜坂洋の共作『キャラクターズ』を読んだ。非常に読みやすい。だがその真意は難解だ。筒井康隆の『文学部唯野教授』と極めてよく似ているが、決定的に違うのは登場人物がすべて実名というところだろう。 はてなダイヤリーで、現実の東浩紀の様々なエ…
広告系総会(夏)2008という広告ブロガーの集まりに参加することになった。ガチで広告の将来を考えられる同志に会えるとあって、非常に楽しみである。 せっかくの機会なので、最近手がけた作品の紹介をしたいと思う。ニンテンドーDSソフトで6月26日に発売し…
なんで人はメール返さないんだろうな。 ひょっとしてぼくが悪いんじゃないか、と深い自己嫌悪に陥る。 メールが帰ってこないと、転職したくなる。 なぜなら優秀な人は、必ずメールを返すからだ。 ぼくがメールの返信をしない場合、そこには悪意があるからだ…
ある劇作家と仕事をしました。勝手にファンなので勝手に緊張しました。そして有名な人は有名になるだけあると思った。有名な人と仕事すると、その考えにハッとさせられる。モノをよく考えてたり、頭の回転が異常に早かったり。優秀な人と話すと、ものすごく…
最近イラついてばかりです。こういう仕事のやり方って、当たり前ですよね。。。 やるべきことを受理したら、すぐにメモ帳か掌に書く。 後でパソコンに全部打ち込んで、タスクのプライオリティを階層分けしながら整理する。 そのノートパッドをデスクトップの…
ソフトバンク CM集
広告そのものをメタ化するCM
視聴者の視線や想像力をメタ化するCM
メタコミュニケーションの事例
タカヒロさんがネット代理店の批判を書いてて、けっこうなブックマークを獲得しています。 http://www.mediologic.com/weblog/archives/001550.html私もネット代理店の人は同じ意味で嫌いなので、賛同します。とりあえず「アカウントプランナー」と名乗るの…
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。 今年の私の目標は「新しい表現のための視点と理論を創る」ことである。広告表現理論として今考えたいと思っているのは、現在において広告制作者は何を重んじて広告表現を捉えるようになったか、という…