7×誰かのため
かつて一緒に本をつくった岩本悠くんが、新しい仲間たちと共にまた本を刊行したそうです。
こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日記セカンドステージ
- 作者: 岩本悠,ゲンキ地球NET
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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そういえば『流学日記』は口コミを機に仲間たちの強力で協力なプロモーションにより、2万部以上売れたとか。今も売れ続けてるし。
- 作者: 岩本悠
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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まったく正反対の思考だったからウマが合ったのでしょうが、その頃のぼくは偏屈で彼の行動力がどれだけすごいか、あんまりわかってませんでした。でも最近になって、悠くんすげえよ、ようやくわかってきました。
こういう「誰かのためにやる」的な話あるいはコミュニティなんて、一生ぼくは関わらないだろうな、と思ってたんですけどね。でもそういう仕事とがっつり格闘してるし、ぼくの文章でも言及が増えてるし。普段リベラリズムについて考えたりしたら、結局どうやって人々を「環」で繋げるか、に繋がってくるので、よく考えるようになりました。
そういえばICCが出してるInter comunication読んでたら、東大の先生が「環」について語ってて、その必要性と矛盾を山形浩生に問うてましたな。その指摘はかなり鋭かったので今度紹介します。