7×誰かのため

かつて一緒に本をつくった岩本悠くんが、新しい仲間たちと共にまた本を刊行したそうです。

こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日記セカンドステージ

こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日記セカンドステージ

そういえば『流学日記』は口コミを機に仲間たちの強力で協力なプロモーションにより、2万部以上売れたとか。今も売れ続けてるし。

流学日記

流学日記

まったく正反対の思考だったからウマが合ったのでしょうが、その頃のぼくは偏屈で彼の行動力がどれだけすごいか、あんまりわかってませんでした。でも最近になって、悠くんすげえよ、ようやくわかってきました。

こういう「誰かのためにやる」的な話あるいはコミュニティなんて、一生ぼくは関わらないだろうな、と思ってたんですけどね。でもそういう仕事とがっつり格闘してるし、ぼくの文章でも言及が増えてるし。普段リベラリズムについて考えたりしたら、結局どうやって人々を「環」で繋げるか、に繋がってくるので、よく考えるようになりました。

そういえばICCが出してるInter comunication読んでたら、東大の先生が「環」について語ってて、その必要性と矛盾を山形浩生に問うてましたな。その指摘はかなり鋭かったので今度紹介します。