アイ・ウェイウェイ展

ひさびさに美術熱が高まっているtakumauです。
森美術館で「アイ・ウェイウェイ展― 何に因って?」を観てきました。スライドショーはこちらです。アイ・ウェイウェイは中国の現代美術家のスター。北京オリンピックのスタジアム「鳥の巣」を考えたのはウェイウェイです。その作風は中国版のマルセル・デュシャンと呼ぶべき典型的なコンセプチュアルアートです。
この展覧会はクリエイティブコモンズのライセンスによって規定されているので、写真撮影が自由であり、かつブログに掲載することも許されています。国内で初の試みではないでしょうか。このような試みはもちろん歓迎すべきことでしょう。これまでなかったのがおかしいくらいです。







作家:アイ・ウェイウェイ:この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。


とはいえ、観客は鑑賞よりも撮影するのに必死でしたが・・・。それも撮影OKという物珍しさがなくなれば、撮影することも自然に減っていくと思いますが(あるいは日本人特有の現象なのかもしれません)。外国のギャラリーや博物館は撮影OKなところが多いですが、写真に必死な人はあまりいないものです。